こたい‐すいしんざい【固体推進剤】
固体燃料と酸化剤からなるロケットの推進剤。燃料として合成ゴムとアルミニウム粉末、酸化剤として過マンガン酸カリウムや過塩素酸アンモニウムという組み合わせが使われる。固体推進薬。→液体推進剤
こたいすいしん‐やく【固体推進薬】
⇒固体推進剤
こたい‐でんかいしつ【固体電解質】
固体状態のまま、外部から電場をかけることで容易にイオンを移動させることができる物質のこと。酸化物を添加した安定化ジルコニアなどが知られ、燃料電池や酸素の検出器などに利用される。
こたい‐でんち【固体電池】
固体電解質を用いる電池の総称。電解液を用いる乾電池のように液漏れが起きず、高い体積エネルギー密度が得られるため、電気自動車やハイブリッドカーの蓄電池への実用化が進められている。全固体電池。
こたい‐ねんりょう【固体燃料】
薪(まき)・木炭・石炭・コークスなど、固体で用いられる燃料。
こたいねんりょう‐ほじょロケット【固体燃料補助ロケット】
⇒固体ロケットブースター
こたいねんりょう‐ロケット【固体燃料ロケット】
⇒固体ロケット
こたい‐はっせい【個体発生】
生物の個体が有性的には受精卵または単為生殖卵から、無性的には芽や胞子から、完熟した成体になるまでの過程。→系統発生
こたい‐ぶつりがく【固体物理学】
物性物理学の一部門。固体の巨視的な性質を、原子論的な立場から研究する。量子力学・統計力学を基礎に、金属・非金属の結晶・非晶質・準結晶などを研究対象とする。超伝導・半導体・磁性・塑性に関する知見を...
こたい‐へんい【個体変異】
同一種の生物の中で、遺伝子や染色体に関係なく、環境の影響によって生じた個体の形質の変異。環境変異。彷徨(ほうこう)変異。