ゴブスタン【Qobustan】
アゼルバイジャン共和国にある石器時代の遺跡。首都バクーの南西約60キロメートルに位置する。狩りの様子、葦舟(あしぶね)を漕ぐ人々、踊る女性などが描かれた6000点を超える岩絵が残っている。193...
ご‐ぶつ【五仏】
真言密教で、大日如来とその徳から生じた四仏。金剛界では大日・阿閦(あしゅく)・宝生(ほうしょう)・阿弥陀・不空成就の五如来、胎蔵界では大日・宝幢(ほうどう)・開敷華(かいふげ)王・阿弥陀・天鼓(...
ご‐ぶつ【後仏】
弥勒(みろく)菩薩のこと。釈迦(しゃか)入滅ののち、56億7000万年後に世に現れるという。
ご‐ぶつ【御物】
⇒ごもつ(御物)
ご‐ぶつぜん【御仏前】
1 仏前を敬っていう語。 2 《仏前にお供えする意》香典や供物の上書きにする語。一般に忌み明け(四十九日)の後に使い、それまでは「御霊前」を用いる。
ごぶつ‐ほうかん【五仏宝冠】
金剛界の大日如来が頭にかぶる宝冠。五智円満を象徴する五仏をかたどった宝冠。五智の宝冠。五智冠。五仏冠。
ごぶ‐づけ【五分漬(け)】
漬物の一。干した守口(もりぐち)大根を5分ほどに刻み、みりん・醤油・砂糖をまぜた煮汁に漬けたもの。
ごぶ‐の‐だいじょうきょう【五部の大乗経】
大乗の教えを説いた経のうち、華厳(けごん)経・大集(だいじっ)経・大品般若(だいほんはんにゃ)経・法華経・涅槃(ねはん)経の五つ。
五分(ごぶ)も透(す)か◦ない
少しのすきもない。全く抜け目がない。「薬の引札を団扇に張って湯屋へ配るなどとは、—◦ねえよなう」〈滑・浮世風呂・四〉
ゴブラン‐おり【ゴブラン織】
ベルギーの染織家ゴブラン(J.Gobelin)が15世紀にパリで創製したといわれる綴(つづ)れ織り。人物・静物・風景などを色糸で精巧華麗に織り出したもので、壁掛けに用いる。