はおり‐ごろ【羽織ごろ】
《羽織を着たごろつきの意。「羽織破落戸」とも書く》りっぱな身なりをしながら、ごろつきのような所業をする者。「実業家というと聞えが好いが近頃の奴は—の方に近い」〈魯庵・社会百面相〉
箸(はし)が転(ころ)んでもおかしい年頃(としごろ)
ちょっとしたことでもよく笑う年頃。思春期の娘にいう。
ひ‐ごろ【日頃】
(副詞的にも用いる) 1 ふだん。平生(へいぜい)。つねひごろ。「—の心がけ」「—感じていること」 2 ある程度の日数。数日。「—経て宮にかへり給うけり」〈伊勢・八三〉 3 このごろ。近ごろ。数...
ひともし‐ごろ【火点し頃】
明かりをともす時刻。夕暮れ。
ペラ‐ごろ
《「オペラごろつき」の略》大正末期、オペラに熱中して女優を追い回したり劇場に出入りしたりした青年。 [補説]「ごろ」は「ジゴロ」の略とも。
まえ‐みごろ【前身頃】
衣服の身頃のうち、前の部分。まえみ。⇔後ろ身頃。
み‐ごろ【見頃】
見るのに最も適した時期。みどき。「桜は今が—だ」
み‐ごろ【身頃/裑】
《「身衣(みごろも)」の略》衣服の、襟・袖・衽(おくみ)などを除いた、からだの前と後ろを覆う部分の総称。前身頃と後ろ身頃。
モロゴロ【Morogoro】
タンザニア中東部の都市。ウルグル山地の北西麓に位置する。ダルエスサラームと内陸のムワンザを結ぶ鉄道が通る交通の要地。農業地帯にあり、綿花、サイザル麻を産する。ミクミ国立公園への観光拠点。
や‐ごろ【矢頃/矢比】
矢を射るのにちょうどよい距離。矢丈(やだけ)。また転じて、物事を行うのにちょうどよい時機。ころあい。「—をはかる」