ささ‐べに【笹紅】
笹色の紅。
ささ‐ほ【笹帆】
薄くはいだ竹を編んで作った帆。唐船(からふね)で用いたもの。網代帆(あじろほ)。
ささ‐ほうさ
[形動]だいなしにするさま。めちゃめちゃ。「つい自棄(やけ)から一生を—にして仕舞うと云うは」〈蘆花・自然と人生〉
ささ‐ぼさつ【𦬇/𦬇菩薩】
「菩薩」の2字の草冠を合わせて「𦬇」とだけ書いた字。「菩薩」の略字として、仏書などの書写に多く使われる。片仮名の「サ」を重ねたように見えるのでいう。
ささ‐まき【笹巻(き)】
1 防腐と包装を兼ねて食品を幅広の笹の葉で包むこと。また、そのもの。団子・もち米飯・鮨(すし)・麩(ふ)まんじゅう・道明寺まんじゅうなどを包む。《季 夏》 2 道明寺糒(ほしい)を蒸したものにあ...
ささまき‐ずし【笹巻き鮨】
握り鮨を幅広の笹の葉で包んで押したもの。《季 夏》
ささ‐まくら【笹枕】
「草枕(くさまくら)」に同じ。「これもまたかりそめ臥(ぶ)しの—一夜の夢の契りばかりに」〈俊成卿女集〉
ささ‐み【笹身】
《形が笹の葉に似るところから》鶏の胸にある肉。上質で柔らかく、たんぱく質を多く含む。脂肪分はあまりない。
ささ‐みみ【笹耳】
陶磁器の茶入れ・花入れなどの、笹の葉の形をした耳。または、耳の小さいもの。
ささむた‐じんじゃ【西寒多神社】
大分市寒田にある神社。祭神は、月読尊(つきよみのみこと)・天照大神・天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと)。豊後国一の宮。