やす・い【安い】
[形][文]やす・し[ク] 1 (「廉い」とも書く)他に比べて、また普通より値段が低い。安価である。「—・い買物」「—・くあがる」「給料が—・い」⇔高い。 2 価値がない。軽々しい。「—・く見ら...
やたい‐ぼね【屋台骨】
1 屋台の骨組み。また、家屋の構造。 2 一家を支える働き手。また、組織などをささえる中心となるもの。「—がゆらぐ」
やつ‐ばち【八つ撥/八つ桴】
1 羯鼓(かっこ)の異称。「いつものやうに—を御打ち候ひて」〈謡・花月〉 2 中世の巷間(こうかん)芸能の一。羯鼓を首から掛けて、それを打ちながら踊るもの。「児(ちご)の能には、…簓(ささら)、...
やながわ‐なべ【柳川鍋】
背開きにしたドジョウを、浅い鍋にささがきゴボウを敷いた上に並べ、味付けして煮て、卵を流し込んでとじた料理。名称は、江戸末期に売りだした店の屋号からとも、柳川焼の土鍋を使ったからともいう。《季 夏》
やなぎ‐も【柳藻】
ヒルムシロ科の多年草。小川などの水中に生え、水流になびく。全体に褐緑色で、茎は細く、葉は柳に似て細長く、互生する。夏、葉のわきから柄を出し、黄緑色の小花を穂状につける。ささも。
やま‐しみず【山清水】
山にわき出る清水。《季 夏》「—ささやくままに聞入りぬ/たかし」
やま‐の‐さつお【山の猟男】
山で狩りをする人。かりゅうど。「むささびは木末(こぬれ)求むとあしひきの—にあひにけるかも」〈万・二六七〉
やみ【闇】
1 光のささない状態。暗いこと。「—に包まれる」 2 闇夜。「文化五年の辰年のこんな—の晩に」〈漱石・夢十夜〉 3 思慮分別がつかないこと。「心の—」 4 知識がないこと。「母の言葉の放った光に...
や・む【病む】
[動マ五(四)] 1 病気になる。わずらう。「久しく—・んでいる」 2 傷などが痛む。「私も、何様なに—・んだろうと思ってね」〈小杉天外・魔風恋風〉 3 病気におかされる。「胸を—・む」「リュー...
やり‐いか【槍烏賊】
ジンドウイカ科のイカ。外套(がいとう)長が約40センチ。細長くて後端がとがり、ひれは三角形で大きい。春、産卵のため海岸に接近。刺身やするめにする。ささいか。さやなが。つついか。