おざさ‐はら【小笹原】
ササが生い茂っている野原。「—風待つ露の消えやらずこのひとふしを思ひおくかな」〈新古今・雑下〉
おし‐いただ・く【押(し)頂く/押し戴く】
[動カ五(四)] 1 物を恭しく顔の前面の上方にささげ持つ。「賞状を—・く」 2 その人を敬って組織の長として迎える。「総裁に—・く」
尾鰭(おひれ)を付(つ)・ける
実際にないことを付け加えて話を大げさにする。「ささいなことに—・けて言う」
お・ぶ【帯ぶ】
[動バ四] 1 身につける。「我が大君の—・ばせる細紋(ささら)の御帯の結び垂れ」〈継体紀・歌謡〉 2 細長くまわりに巻く。「三諸(みもろ)の神の—・ばせる泊瀬川(はつせがは)水脈(みを)し絶...
オリンピア‐さい【オリンピア祭】
オリンピアで4年ごとの夏に開催された、ゼウスにささげる祭典。前776年からローマ皇帝の勅令で廃止される393年まで293回続き、各種の競技が行われた。この期間中は、全ギリシャの戦争は休戦となった...
オリーブ‐やま【オリーブ山】
《Mount of Olives》パレスチナ地方の古都エルサレム東部の山。標高814メートル。西麓(せいろく)に、キリストが最後の祈りをささげたゲッセマネの園がある。聖書ではかつて橄欖山(かんら...
オリーブやまでのいのり【オリーブ山での祈り】
《原題、(イタリア)Orazione nell'orto》マンテーニャの絵画。板にテンペラ。縦63センチ、横80センチ。キリストがオリーブ山で最後の祈りをささげた場面を描いたもの。ゲッセマネの祈...
か
[接尾]状態・性質を表す語または語素に付いて、そのような状態・性質であることを表す。多く、さらにその下に「に」または「だ(なり)」を伴って、副詞または形容動詞として用いられる。「さだ—」「しず—...
かいな‐だゆ・し【腕弛し】
[形ク]腕がだるい。「経を…ささげ奉りしに、—・くもあらず」〈宇治拾遺・一〇〉
かき‐い・ず【書き出づ】
[動ダ下二]書き表す。「いささかそばそばしげなる気色もなく、うらもなげに—・でて」〈夜の寝覚・四〉