ささ
[副]《「さざ」とも》 1 水が勢いよく流れたり注ぎかかったりするさま。「あがきの水、前板まで—とかかりけるを」〈徒然・一一四〉 2 風が吹くさま。「扇をひろげて、殿上を—とあふぎ散らして」〈盛...
さ‐さ【細/小】
[接頭]《「さざ」とも》主として名詞に付いて、細かい、小さい、わずかなという意を表す。「—にごり」「—波」
さ‐ざ【且座】
千家茶道の七事式(しちじしき)の一。客三人と東(とう)(亭主)・半東(はんとう)(亭主の補佐役)の五人で催す。正客(しょうきゃく)は花を生け、次客は炭をつぎ、三客は香をたき、主客ともに聞く。東は...
さざい【栄螺】
「さざえ」の音変化。
さざえ【栄螺/拳螺】
1 リュウテンサザエ科の巻き貝。北海道南部から南の暖流の影響を受ける岩礁に分布。貝殻は殻高約10センチで厚く、こぶし状をなし、太いとげのような突起をもつものが多い。肉は壺焼きなどで賞味され、春か...
さざえさん【サザエさん】
長谷川町子の漫画。また、その主人公。昭和21年(1946)から夕刊「フクニチ」に連載が始まり、昭和24年(1949)からは「朝日新聞」に約25年間連載された。
さざえ‐どう【栄螺堂】
内部の階段がサザエの殻のように螺旋(らせん)状になっている堂。福島県会津若松市の飯盛山(いいもりやま)などにある。
さざえ‐の‐つぼやき【栄螺の壺焼(き)】
サザエを殻ごと火にかけて焼いた料理。また、身を殻から出して細かく刻み、ミツバ・セリなどといっしょに殻に入れ、醤油(しょうゆ)などで味つけして煮たもの。つぼやき。《季 春》
さざえ‐ばしご【栄螺梯子】
サザエの殻のように、螺旋(らせん)状につくられた階段。
さざえ‐わり【栄螺割】
ネコザメの別名。