さんごう‐ざっし【三号雑誌】
創刊しても3号ほどで休・廃刊となるような、長続きしない雑誌。
さんごうしいき【三教指帰】
平安初期の仏教書。3巻。空海著。延暦16年(797)成立。儒道仏の三教を比較して優劣をつけ、空海が仏教を選んだ根拠を、四六駢儷体(しろくべんれいたい)の漢文で明示したもの。
さんご‐うつ【産後鬱】
産後、数週間から数か月続く鬱病。気分が落ち込む、不安になる、眠れないなどの状態が続き、気力がなくなり、集中力や思考力が低下する。マタニティーブルーは数日から数週間程度で自然に消失するが、長引く場...
さんごう‐ひばくしゃ【三号被爆者】
⇒救護被爆者
さんご‐かい【珊瑚海】
《Coral Sea》南西太平洋の一部、オーストラリア・ニューギニア・ソロモン諸島・ニューカレドニアなどによって囲まれる海域。珊瑚礁が発達し、グレートバリアリーフ(大堡礁(だいほしょう))は有名...
さんごかい‐かいせん【珊瑚海海戦】
太平洋戦争初期の昭和17年(1942)5月8日に、南西太平洋の珊瑚海で、日本軍と米豪連合軍の間で行われた戦闘。史上初めて航空母艦どうしが交戦した。損失は日本の方が軽かったが、目標としていたポート...
さんご‐がに【珊瑚蟹】
オウギガニ科の甲殻類。甲はほぼ四角形で、甲幅1.3センチほど。橙紅色で、はさみ脚は大きい。紀伊半島以南の造礁サンゴの枝の間にすむ。
さん‐ごく【三国】
三つの国。 古く、日本・中国・インド、または日本・中国・朝鮮のこと。全世界の意にも用いる。「夫(そ)れ末代の俗に至っては、—の仏法も次第に衰微せり」〈平家・二〉 富士山が裾野をひく三つ...
さんごくいじ【三国遺事】
朝鮮の歴史書。5巻。高麗の忠烈王のとき、僧の一然(1206〜1289)が撰。「三国史記」に漏れた新羅(しらぎ)・百済(くだら)・高句麗(こうくり)の遺聞を集録したもの。仏教関係や民間伝承の記事が多い。
さんごく‐いち【三国一】
1 日本・中国・インドの三国で最もすぐれていること。世界一。「—の花嫁」「—の剛の者と言はれしぞかし」〈義経記・八〉 2 江戸初期に流行した祝言の小唄の歌詞。「三国一ぢゃ何々になりすまいたしゃん...