さざい【栄螺】
「さざえ」の音変化。
さか・す【栄す】
[動サ四] 1 興を催す。そそる。「海のつらにも、山がくれにも、時々につけて、興—・すべき渚の苫屋(とまや)」〈源・明石〉 2 ひけらかす。「さる所にて才(ざえ)—・しいで侍らむよ」〈紫式部日記〉
さき‐ら【先ら】
《「ら」は接尾語》弁舌や筆勢に現れた才気。「才(ざえ)もすぐれ、ゆたけき—を、いとど心して言ひつづけたる」〈源・鈴虫〉
ござい【御座い】
1 ㋐《「ございます」の略》「ある」の意の丁寧語。多く口上などで用いられた。「田舎者で—、冷え物で—」〈滑・浮世風呂・前〉 ㋑《「ございますか」の略》「あるか」の意の丁寧語。「菜漬け、奈良漬け、...
きわ‐な・し【際無し】
[形ク] 1 限りがない。果てしない。「才(ざえ)といふもの、いづれも—・くおぼえつつ」〈源・若菜下〉 2 限りなくすばらしい。「仮名(かむな)のみなむ、今の世はいと—・くなりたる」〈源・梅枝〉
しゅん‐こく【峻酷/峻刻】
[名・形動]非常に厳しく、情けも容赦もないこと。また、そのさま。「小江(さざえ)は甲斐から—に調べられた」〈志賀・赤西蠣太〉
おおくぼ【大久保】
姓氏の一。 [補説]「大久保」姓の人物大久保忠教(おおくぼただたか)大久保忠隣(おおくぼただちか)大久保忠寛(おおくぼただひろ)大久保利通(おおくぼとしみち)大久保長安(おおくぼながやす)大久保...
えい【栄〔榮〕】
[音]エイ(漢) ヨウ(ヤウ)(呉) [訓]さかえる はえ はえる [学習漢字]4年 1 草木が盛んに茂る。「栄枯」 2 物事がさかえる。「栄華/共栄・清栄・盛栄・繁栄」 3 ほまれ。名誉。「栄...
えちご‐じし【越後獅子】
越後国西蒲原(にしかんばら)郡月潟(つきがた)村(現、新潟市)から出て諸国を回っていた一人立ちの獅子舞。獅子頭(ししがしら)をかぶった子供が、親方の笛・太鼓に合わせて曲芸をして、銭を請うた。江...
うらうず‐がい【裏渦貝】
リュウテンサザエ科の巻き貝。殻高・殻径とも3センチくらい。殻は円錐形で、周辺から赤紫色の突起が出て歯車状に並ぶ。表面は灰白色。底面にうろこ状になった螺肋(らろく)がある。本州中部以南に分布。