ざん‐げ【懺悔】
[名](スル)《「懺」は、梵kṣamaの音写、「悔」はその漢字訳。古くは、また仏教では「さんげ」という》 1 神仏の前で罪悪を告白し悔い改めること。 2 キリスト教会一般では、罪を告白し、神の許...
さんげ‐さんげ【懺悔懺悔】
《「ざんげざんげ」とも》 1 月山・羽黒山などの霊山に参る行者などが唱える言葉。 2 歌舞伎下座音楽の一。江戸の世話物で、貧しい町屋の幕開きや小悪党の出入りなどに用いる唄。
ざんげするマグダラのマリア【懺悔するマグダラのマリア】
《原題、(イタリア)Maddalena penitente》カラバッジョの絵画。カンバスに油彩。初期の宗教画の一。娼婦をモデルとして描いたとされる。ローマ、ドーリアパンフィーリ美術館所蔵。
ざん‐げつ【残月】
明け方まで空に残っている月。有明の月。のこんの月。 地歌・箏曲(そうきょく)。手事物(てごともの)。天明・寛政(1781〜1801)のころに大坂の峰崎勾当(みねざきこうとう)が作曲。門人の娘...
ざんげろく【懺悔録】
⇒告白録(こくはくろく) 《原題、(フランス)Les Confessions》ルソーの自伝的告白録。1765〜70年作。赤裸々な自我を表白したもの。告白録。 《原題、(スペイン)Las C...
ざん‐げん【讒言】
[名](スル)事実を曲げたり、ありもしない事柄を作り上げたりして、その人のことを目上の人に悪く言うこと。「—されて不遇の身となる」