し‐いだ・す【為出だす】
[動サ四] 1 「しいず1」に同じ。「肴(さかな)と警策(かうざく)に—・されたり」〈宇津保・内侍督〉 2 「しいず2」に同じ。「討手の大将と聞えしかども、させる—・したることもおはせず」〈平家...
し‐いち【視位置】
天体の、天球上における見かけの位置。観測者と天体とを結ぶ直線が天球と交わる点。
し‐いっし【視一視】
じっとよく見ること。「襟間の時器(とけい)を出し、—して曰く」〈織田訳・花柳春話〉
死(し)一等(いっとう)を減(げん)・ずる
死罪にすべきところを許して、一段階低い刑にする。
し‐いつ【四逸】
《四つのすぐれたものの意》文人画の画題の一。蘭(らん)(菊)・蓮(はす)・椿(つばき)・葵(あおい)を描くもの。
しい‐つ・ける【強い付ける】
[動カ下一][文]しひつ・く[カ下二]無理にすすめる。「頻に五月蠅(うるさく)猪口をすすめ悪強(わるじい)に—・け」〈露伴・いさなとり〉
しい‐て【強いて】
[副]《動詞「し(強)いる」の連用形に接続助詞「て」が付いてできた語》 1 困難・抵抗・反対などを押し切って物事を行うさま。あえて。むりに。むりやり。「いやがる子に—やれとは言えない」 2 むし...
しい‐てき【恣意的】
[形動]気ままで自分勝手なさま。論理的な必然性がなく、思うままにふるまうさま。「—な判断」「規則を—に運用する」
しいな【椎名】
姓氏の一。 [補説]「椎名」姓の人物椎名誠(しいなまこと)椎名麟三(しいなりんぞう)
しいな【粃/秕】
1 殻ばかりで中身のないもみ。 2 うまく実らないで、しなびてしまった果実。 3 中身のないもの。価値のないもの。「勘平は四十七騎の—なり」〈柳多留・五〇〉