テロメア【telomere】
細胞の核にある染色体の末端領域のこと。単純な反復配列からなり、細胞分裂のたびに短くなり、細胞は50〜60回しか分裂できない。反復数が次第に減少することが細胞老化に関係し、生体の老化との関連が示唆...
でん‐せん【伝染】
[名](スル) 1 病原体が他の生物体に入り、増殖して病気になること。感染。「はしかが—する」 2 物事の状態・傾向などが他に移って同じような状態が起こること。「あくびが—する」
てんい‐むほう【天衣無縫】
[名・形動]《「霊怪録」による》 1 天人の衣服には縫い目のあとがないこと。転じて、詩や文章などに、技巧のあとが見えず自然であって、しかも完全無欠で美しいこと。また、そのさま。「—な(の)傑作」...
てれ‐わらい【照れ笑い】
失敗したり恥ずかしかったりしたときに、照れて笑うこと。「—を浮かべる」
てん‐と
[副] 1 (打消しまたは否定的な意味の語を伴って)まるっきり。てんで。とんと。「—女郎の指切るは珍しからぬとて」〈浮・禁短気・三〉 2 まったく。本当に。「名ばかり聞いて逢うたは今、—御器量」...
て‐めえ【手前】
[代]《「てまえ」の音変化。「てまえ」のぞんざいな言い方》 1 一人称の人代名詞。わたし。あっし。「—にはかかわりのないことです」 2 二人称の人代名詞。おまえ。きさま。「—に文句がある」 [補...
て◦まし
[連語]《完了の助動詞「つ」の未然形+推量の助動詞「まし」》 1 事実に反することを、不満や後悔の思いで想像する意を表す。…すればよかっただろうのに。「昼ならましかば、覗(のぞ)きて見たてまつり...
でも‐しか
[接頭]《「…にでもなろうか」「…にしかなれない」の意から》ほかになるものがないので、やむをえずそれになっているという意を表す。でも。「—先生」
で‐よう【出様】
1 出る方法・ようす。出ぐあい。出方。「出るにも—がない」「水の—が悪い」 2 対応のしかた。態度。出方。「相手の—によっては」
て‐もと【手元/手許】
1 手の届くあたり。手近。自分のそば。「辞書を—に置く」 2 道具などの、手で握るところ。握り。「鍬(くわ)の—」 3 手の動かし方。手の動き。また、手並み。「—が狂う」 4 生計をたてるための...