ちから‐ずく【力尽く】
1 持っている力を出しきって事にあたること。「—で成し遂げる」 2 腕力や権力によって強引に事を運ぶこと。「—で承知させる」
つづしり‐うた【嘰り歌】
1、2句ずつ切れ切れに歌うこと。また、その歌。「御—のいとをかしきに」〈源・末摘花〉
つつ
[接助]動詞・動詞型助動詞の連用形に付く。 1 二つの動作・作用が同時に並行して行われることを表す。それぞれが…して。…ながら。「諸事情を考慮し—計画を立てる」「大声で叫び—走りだす」「日しきり...
つつまし・い【慎ましい】
[形][文]つつま・し[シク]《動詞「つつ(慎)む」の形容詞化》 1 遠慮深い態度である。控えめで、しとやかだ。「—・い振る舞い」「—・く寄り添う」「—・く咲く野の花」 2 ぜいたくでないさま。...
つ‐しょうじ【通障子】
衝立(ついたて)障子の一種。中央部を長方形に切り抜いて簾(す)を垂らし、周囲に錦(にしき)を張ったもの。とおりしょうじ。
つつみ【慎み】
つつしむこと。はばかること。「我がもてつけたるを—なくいひたるは、あさましきわざなり」〈枕・一九五〉
つつ【筒】
1 丸く細長くて中が空洞になっているもの。くだ。管(かん)。「竹の—の花入れ」 2 銃身。砲身。転じて、小銃や大砲。「になえ—」「大—」 3 ブーツの足首から上、ふくらはぎの入る部分。「—回り3...
つじ‐ばしゃ【辻馬車】
道ばたで客待ちをする馬車。「騒々しき—の喇叭(らっぱ)」〈逍遥・当世書生気質〉
つづれ‐おり【綴れ織(り)】
横糸に数色の色糸を使い、模様部分だけをつづら折りのように織り進めて模様を表した織物。地組織の横糸も折り返されて織られるため、色の境目には縦方向にすきまができる。帯地・袋物・壁掛けなどに用いる。綴...
つく・す【尽(く)す】
[動サ五(四)] 1 そのことのために全部を使ってしまう。ある限りを出しきる。「手を—・す」「最善を—・す」 2 その事柄の極にまで達する。成しうるまでする。きわめる。「善美を—・した建築」「ぜ...