しぶがき【渋柿】
日本の俳句雑誌。大正4年(1915)、松根東洋城の主宰により創刊。昭和27年(1952)から昭和51年(1976)までは門下の野村喜舟が主宰。以後も主宰者を変更しながら現在まで刊行が続く。
しぶ‐がっしょう【四部合唱】
四つの声部からなる合唱。ソプラノ・アルト・テノール・バスからなる混声四部合唱など。
渋(しぶ)が抜(ぬ)・ける
言動が洗練される。あかぬけする。「—・けて都会風になる」
しぶがみ‐いろ【渋紙色】
渋紙のようなくすんだ赤色。「—の顔」
しぶき【蕺】
ドクダミの古名。一説に、ギシギシの古名とも。〈和名抄〉
しぶ‐き【渋木】
ヤマモモの別名。
しぶき【繁吹き/飛沫】
1 雨風が吹きつけること。また、その雨。「—が静かに窓に音を立てた」〈白鳥・泥人形〉 2 水などが細かく飛び散ること。また、その水滴。飛沫(ひまつ)。「波の—が掛かる」
しぶき‐あめ【繁吹き雨】
激しく吹きつけて降る雨。
しぶき‐ごおり【繁吹き氷】
強風で飛ばされた波しぶきが、湖畔や河畔の樹木・岩などに付着して凍ったもの。猪苗代湖などで冬の風物詩とされる。
しぶ・く
[動カ四] 1 無理に連れて来る。引きずって来る。しょっぴく。「寝る時はもみくじで—・いて来い」〈浄・女楠〉 2 誘いをかける。誘う。「幸ひあたりに人もなし、ちと—・いて見ませう」〈浄・西王母〉