しゅち‐にくりん【酒池肉林】
《「史記」殷本紀の「酒を以て池となし、肉を懸けて林となす」から》酒や食べ物がふんだんにある、贅(ぜい)を極めた酒宴。
しゅ‐ちゅう【手中】
手の中。また、所有・支配の範囲内。「決定権は—にある」「敵の—に落ちる」
しゅ‐ちゅう【主柱】
建築物を支える中心の柱。転じて、全体を支える最も重要なもの。「国づくりの—は教育である」
しゅちゅう【酒虫】
芥川竜之介の短編小説。大正5年(1916)6月、雑誌「新思潮」に発表。中国、清の時代の伝奇物語集「聊斎志異」に採録された物語「酒蟲」の翻案。
しゅちゅう‐か【酒中花】
ヤマブキの茎の髄などで、花・鳥などの小さな形を作り、杯や杯洗などに浮かべると、開くようにしたもの。《季 夏》 [補説]書名別項。→酒中花
しゅちゅうか【酒中花】
石田波郷の第7句集。昭和43年(1968)刊。第19回芸術選奨文部大臣賞を受賞。石田没後の昭和45年(1970)には、遺族によって編まれた第8句集「酒中花以後」が刊行されている。
手中(しゅちゅう)に収(おさ)・める
自分のものとする。「勝利を—・める」
手中(しゅちゅう)に落(お)・ちる
その人の所有となる。その人の思い通りになる。「悪漢たちの—・ちる」
しゅ‐ちょ【主著】
その人の著作のうち主なもの。
しゅ‐ちょう【主帳】
律令制で、諸国の郡または軍団に置かれ、文書の起草・受理をつかさどった職。