しゅん‐しょう【峻峭】
[形動][文][ナリ] 1 山などが高くけわしいさま。「—な鋭峰」 2 きびしいさま。また、けだかくすぐれているさま。「禅の機鋒は—なもので」〈漱石・吾輩は猫である〉
しゅん‐しょう【春宵】
春の夜。春の宵。《季 春》「—や蕗の一葉がつくる闇/万太郎」
春宵(しゅんしょう)一刻(いっこく)値(あたい)千金(せんきん)
《蘇軾「春夜」から》花は香り、月はおぼろな春の夜の一時は、まことに趣が深く、千金にも換えがたい。
しゅんしょうじゅうわ【春宵十話】
和歌山出身の数学者、岡潔の随筆集。数学だけでなく、スポーツ・音楽・教育問題など、さまざまな主題を扱う。昭和38年(1963)刊行。同年、毎日出版文化賞受賞。
しゅんしょう‐まきえ【春正蒔絵】
江戸前期の京都の蒔絵師山本春正が創始し、その子孫が受け伝えて制作した蒔絵。精巧優美な作風。