じょじょう‐し【叙情詩/抒情詩】
叙事詩・劇詩とともに詩の三大部門の一。作者の感情や情緒を表現した詩。リリック。 [補説]書名別項。→抒情詩
じょじょうし【抒情詩】
国木田独歩、田山花袋、柳田国男、宮崎湖処子(こしょし)、太田玉茗が合同で出版した詩集。明治30年(1897)刊。
じょじょうししゅう【叙情詩集】
《原題、(スペイン)Rimas》ベッケルの詩集。1871年、作者の没後に刊行。全79編からなる叙情詩集。ロマン主義の詩から距離をおき、飾り気のない言葉で自己の内面が綴られている。
じょじょうしょうきょくしゅう【抒情小曲集】
室生犀星(むろうさいせい)の第2詩集。大正7年(1918)刊。若き日の哀感や故郷への思いなどを叙情的にうたった文語自由詩94編を収める。 《原題、(ノルウェー)Lyriske stykker...
じょじょうしょうひんしゅう【抒情小品集】
《原題、(ノルウェー)Lyriske stykker》⇒抒情小曲集
じょじょうてきくみきょく【抒情的組曲】
《原題、(ノルウェー)Lyriske suite》グリーグの管弦楽曲。ピアノ曲集「抒情小曲集」の第5集から4曲を選んで管弦楽版として編曲。
じょ‐じょうふ【女丈夫】
《「じょじょうぶ」とも》気性が強くしっかりしている女性。女傑。
じょじょう‐ぶん【叙情文】
自分の感情などを表現した文章。
じょじょうみんようしゅう【叙情民謡集】
《原題Lyrical Ballads》ワーズワースとコールリッジの共著による詩集。1798年、匿名で出版。英国ロマン主義の先駆的作品集で、コールリッジの代表作「老水夫の歌」などを収録。
じょじょ‐に【徐徐に】
[副]少しずつ進行したり変化したりするさま。「新体制に—移行する」