すっ【素っ】
[接頭]《「す(素)」に促音が添加されたもの》名詞・動詞・形容動詞に付いて、その意味を強める。「—ぱだか」「—飛ばす」「—とんきょう」 [補説]話し言葉で使われることが多い。
すっからかん
[名・形動]からっぽで中身が何も無いこと。何一つ残っていないこと。また、そのさま。「—な(の)空財布」「財産を使い果たして—になる」
すっかり
[副] 1 残るもののないさま。ことごとく。「金庫の金が—なくなる」「仕事が—かたづく」 2 完全にある状態になっているさま。まったく。「からだはもう—よい」「—春だ」 3 すがすがしいさま。さ...
すっきり
[副](スル) 1 わだかまりがなく、気持ちのよいさま。また、よけいなものがないさま。さっぱり。「—(と)した文章」「頭が—する」「気分が—する」 2 服装・姿勢などが洗練されていて、人に好感を...
すっく
[副]勢いよく立ち上がるさま。また、力強くまっすぐに立っているさま。「椅子(いす)から—と立ち上がる」「けなげに—と立っていたあの月見草は、よかった」〈太宰・富岳百景〉
すっくり
[副] 1 「すっく」に同じ。「褄(つま)を合せざまに—と立った」〈鏡花・眉かくしの霊〉 2 ある範囲内のすべてにわたるさま。すっかり。そっくり。「土の面が乾いていた。それから大地が—乾いた」〈...
スックル【Sukkur】
⇒サッカル
すっ‐こ・む【すっ込む】
[動マ五(四)]その場から立ち退く。ひっこむ。「私が一人部屋に—・んでいると」〈独歩・正直者〉 [動マ下二]「すっこめる」の文語形。
すっ‐こ・める【すっ込める】
[動マ下一][文]すっこ・む[マ下二]ひっこめる。「頭を—・める」
すっ‐ころ・ぶ【素っ転ぶ】
[動バ五(四)]勢いよく転ぶ。「ステージの上で—・ぶ」