そ【鼠】
[音]ソ(慣) [訓]ねずみ 〈ソ〉 1 動物の名。ネズミ。「鼠咬症(そこうしょう)/窮鼠・首鼠・田鼠・殺鼠剤」 2 こそこそと悪事を働く者のたとえ。「鼠賊」 〈ねずみ〉「鼠色・鼠算/野鼠」...
あい‐ねずみ【藍鼠】
藍色がかったねずみ色。藍気鼠(あいけねずみ)。あいねず。
すみ【墨】
1 油煙や松煙(しょうえん)を膠(にかわ)で練り固めたもの。また、それを水とともに硯(すずり)ですりおろしてつくった黒色の液。書画を書くのに用いる。 2 顔料などを固めて作り、硯などですって絵な...
ポーポイズ【porpoise】
《ネズミイルカの意》航空機が着陸するとき、あるいは自動車・船舶が高速で走行・航行するときに、上下動を繰り返して制御不能になる状態。ネズミイルカが海面をジャンプしながら泳ぐようすに似ていることから...
まい‐ねずみ【舞鼠】
中国産ハツカネズミの飼養変種。体色は白く、内耳の三半規管に異常があるので平衡がとれず、自分の尾を追うようにくるくると回る習性がある。こまねずみ。
オポッサム【opossum】
有袋(ゆうたい)目オポッサム科の哺乳類の総称。ネズミに似た外形で、キタオポッサムは、体長40〜65センチ、尾長25〜50センチ。体の上面は灰色の霜降り。雑食性で夜行性。木登りがうまい。北アメリカ...
てんじく‐ねずみ【天竺鼠】
モルモットの別名。また広く、齧歯(げっし)目テンジクネズミ科に分類されるネズミの総称。南アメリカに分布。
かかん‐ぷ【火浣布】
1 古代中国で、南方の火山にすんでいる火ねずみの毛で作ったといわれた耐火性の織物。ひねずみのかわごろも。 2 石綿をまぜて織った不燃性の布。日本では、平賀源内が初めて作ったといわれる。
ます‐おとし【枡落(と)し/升落(と)し】
ネズミを捕らえる仕掛け。ふせた枡を棒で支え、下に餌(えさ)を置いて、ネズミが触れると、枡が落ちて閉じ込められるようにしたもの。
かじや‐ずみ【鍛冶屋炭】
鍛冶に使う木炭で、火力が弱く、炎がよく出るもの。松・栗など軟らかい材で作る。和炭(にこずみ)。かじずみ。