ちかんじょう【智・感・情】
黒田清輝の3部作の裸婦像。3作とも、カンバスに油彩。金地の背景に、直立する日本人女性の裸体を正面から描いたもの。こめかみに右手をあてた姿の「智」、両手を顔の横に挙げた「感」、うつむき加減で髪をか...
ち‐だれ【乳垂】
イチョウの気根の異称。老成すると太い枝の下側にみられ、雄木・雌木のいずれにも生じる。
ちから‐ぐさ【力草】
1 オヒシバの別名。 2 (「力種」とも書く)頼りになるもの。力と頼むもの。「砂は足もとからくずれ、—と頼む昼顔はもろくちぎれてすべりおちる」〈寅彦・花物語〉 3 タカが捕らえた鳥の飛び立つのを...
ちが・える【違える】
[動ア下一][文]ちが・ふ[ハ下二] 1 ちがうようにする。ちがわせる。「最初の予定と針路を—・える」 2 誤る。まちがえる。「字を—・えて書く」「集合時間を—・える」「電車に乗り—・える」 3...
だん‐ぜん【断然】
[ト・タル][文][形動タリ]態度のきっぱりとしているさま。また、最後まで押しきって物事をやり遂げるさま。「政府はナゼ—たる政略を施されんのか」〈鉄腸・花間鶯〉
[副] 1 きっぱりと心を決...
たわみ‐つぎて【撓み継(ぎ)手】
軸継ぎ手の一。軸心のずれをある程度許容できるようにしたもの。激しい衝動や震動が予想されるものに使用。フレキシブルカップリング。可撓(かとう)継ぎ手。
ちと‐かん【些勧】
[連語]《「ちと」は少しの意。「かん」は「かんじん(勧進)」の略》勧進比丘尼(びくに)が喜捨を乞うときに言う語。ちとかんじん。「—、観ずれば夢の世や」〈浄・歌念仏〉
だつ【脱】
[常用漢字] [音]ダツ(慣) [訓]ぬぐ ぬげる ぬく ぬける 1 外側を覆っているものを取り去る。ぬぐ。「脱衣・脱穀・脱皮・脱帽/着脱」 2 ある枠や組織から抜ける。抜け出す。はずれる。「脱...
だっ‐せん【脱線】
[名](スル) 1 汽車や電車などの車輪が線路からはずれること。「列車が—する」 2 話や行為が本筋から横道にそれること。「話が—する」
たち【達】
[接尾]人を表す名詞や代名詞に付く。 1 複数であることを表す。「子供—」「僕—」 2 複数の意とともに尊敬の意をも表す。「大舟にま梶しじ貫(ぬ)き此の我子を唐国へ遣るいはへ神—」〈万・四二四〇...