せん‐し【染指】
[名](スル) 1 物に指をつっこんでなめること。 2 物事に着手すること。
せん‐し【瞻視】
見ること。見守ること。また、その目つき。「其臉(かお)、其眸(まなじり)、其—、其形相、一として情欲に非ざるもの莫く」〈鴎外訳・即興詩人〉
せん‐し【穿刺】
体外から血管・体腔内や内臓に注射針を刺すこと。検査のため体液などを吸い取ったり、体内にたまった体液やうみを排出したり、治療のため薬物を注入したりするのに行われる。
せん‐し【選士】
1 選び抜かれた人。 2 奈良・平安時代、大宰府(だざいふ)に属し、国防・警備に任じた兵士。富豪の家の子弟から選抜された。
せんし‐がく【先史学】
先史時代のことを研究する学問。考古学を主とし、人類学・地質学・古生物学をも含む。史前学。
せん‐しき【浅識】
[名・形動]知識が浅いこと。見識の狭いこと。また、そのさま。「我(わが)—なる小説者流に」〈逍遥・小説神髄〉
せんし‐こうこがく【先史考古学】
先史時代を対象とする考古学。→歴史考古学
せんし‐じしん【先史地震】
文献記録などが残されていない先史時代に起きた地震。遺跡の発掘や地質調査を通じて、過去の地震の震域や震源、マグニチュード、津波の規模などを推定する。古文書や石碑などに記録された歴史地震と合わせて古...
せんし‐じだい【先史時代】
文献的史料の存在しない時代。日本では旧石器時代から弥生時代をさす。ただし、弥生時代を原史時代とみる説もある。→歴史時代
せん‐しつ【泉質】
温泉など鉱泉の水の化学的性質。かつては塩類(えんるい)、現在はイオンによる分類が用いられる。 [補説]温泉分析書などに使用する「掲示用泉質名」は、単純温泉・二酸化炭素泉・炭酸水素塩泉・塩化物泉・...