せん‐そうさ【千宗左】
[1619〜1672]江戸前期の茶人。表千家の祖。宗旦の三男。号、江岑(こうしん)・逢源斎。不審庵に住み、紀州徳川家に仕えた。「江岑夏書(げかき)」の覚書を残す。以後、表千家宗家は代々宗左を名のる。
せん‐そうしつ【千宗室】
[1622〜1697]江戸前期の茶人。裏千家の祖。宗旦の四男。号、仙叟(せんそう)・朧月庵。宗旦の今日庵を継承して、裏千家とよばれる。加賀前田家に仕えた。以後、裏千家宗家は代々宗室を名のる。
せんそう‐じ【浅草寺】
東京都台東区にある聖観音(しょうかんのん)宗の総本山。もと天台宗。山号は金竜山。推古天皇のころ宮戸川(今の隅田川)から引き上げた観音像を土師真中知(はじのあたいなかとも)がまつったのが始まりと伝...
せんそう‐せきにん【戦争責任】
戦争を開始・遂行した責任。また、戦時期にとった行動に対する責任。
せんそうせきにん‐にぶんろん【戦争責任二分論】
中国政府の日本に対する外交の基本原則。日中戦争における日本の戦争責任について、一部の軍国主義者と一般の兵士や国民を区別し、前者にのみ責任があるとする考え方。
せん‐そうたん【千宗旦】
[1578〜1659]江戸初期の茶人。利休の孫。号、元伯・咄々斎(とつとつさい)。茶道家千家の再興に努めた。子の宗左・宗室・宗守を分家させて、表・裏・武者小路の三千家の基礎を築いた。
せんそうとにんげん【戦争と人間】
五味川純平の小説。山本薩夫監督により映画化され、昭和45年(1970)に第1部が公開。昭和46年(1971)に第2部、昭和48年(1973)に第3部が公開された。第25回毎日映画コンクール監督賞受賞。
せんそうとへいわ【戦争と平和】
《原題、(ロシア)Voyna i mir》レフ=トルストイの長編小説。1863〜1869年作。ナポレオンのロシア侵攻という歴史的事件を背景に、19世紀初頭のロシアの社会と人民の姿を描いた壮大な...
せんそう‐どきょう【千僧読経】
多くの僧を招いて経を読ませること。
せんそう‐はなよめ【戦争花嫁】
自国に駐留している外国軍の兵士や軍属と結婚し、夫の国に移住した女性。