あお‐や【青屋】
中世・近世、藍染めを業とした家。賤民(せんみん)視され、京都町奉行に属し、牢屋の監視や掃除なども勤めた。
ろく‐れき【六暦】
日本で使われた六種の陰暦。元嘉(げんか)暦・儀鳳(ぎほう)暦・大衍(たいえん)暦・五紀暦・宣明(せんみょう)暦・貞享(じょうきょう)暦。
しょう‐しょ【詔書】
1 天皇が発する公文書。日本国憲法下では、国会の召集、衆議院の解散、総選挙の施行の公示など、天皇の国事行為の形式として用いられている。 2 律令制で、天皇の詔(みことのり)を記した文書。改元など...
しょうもん‐じ【唱門師】
中世、祈祷(きとう)・卜占(ぼくせん)や祝福芸能を業とした下級の陰陽師(おんようじ)。室町時代には奈良興福寺に座が結成されたほか、京都など各地に存在し、曲舞(くせまい)・猿楽などの芸能を行ったが...
じょうきょう‐れき【貞享暦】
貞享元年(1684)に宣明暦(せんみょうれき)に代わって採用され、翌年から宝暦4年(1754)まで用いられた太陰太陽暦。渋川春海が中国の授時暦を参考として作った、日本人の手になる最初の暦。
せん【宣】
[音]セン(呉)(漢) [訓]のべる のる のたまう [学習漢字]6年 1 広く意向を述べ伝える。「宣言・宣告・宣誓」 2 広く行き渡らせる。「宣教・宣伝・宣揚」 3 天子や神が意向を述べる。「...
しん‐せん【新鮮】
[名・形動] 1 魚・肉・野菜などが、新しくて生き生きとしていること。また、そのさま。「—なくだもの」 2 汚れがなく、澄みきっていること。また、そのさま。「山の—な空気を吸う」 3 物事に今ま...
ぬ‐ひ【奴婢】
《古くは「ぬび」》 1 召使いの男女。下男と下女。 2 律令制における賤民(せんみん)の一。奴は男子、婢は女子のこと。官が所有する公奴婢(くぬひ)と私人が所有する私奴婢とがある。
りょう‐みん【良民】
1 善良な人民。まじめな国民。 2 律令制で、賤民(せんみん)以外の者。口分田の班給を受け、租庸調を負担した。公民。良人。
りょう‐こ【陵戸】
律令制下の賤民(せんみん)の一。天皇・皇族の陵墓を守ることを世襲的な任とした。