おもい‐むつ・ぶ【思ひ睦ぶ】
[動バ上二]むつまじく思う。「見そめたる人には、うとからず—・び給はむこそ本意ある心地すべけれ」〈源・末摘花〉
かいか‐び【開花日】
1 その草木の花が咲いた日。 2 気象庁の生物季節観測で、タンポポやススキなど規定の植物の花が咲いた日。多くは標本木を決めて観測される。例えばサクラ(ソメイヨシノ)では、標本木で5、6輪以上の花...
か【仮〔假〕】
[音]カ(漢) ケ(呉) [訓]かり [学習漢字]5年 〈カ〉 1 本物・本式ではなく一時的な間に合わせ。一時的な見せかけ。「仮称・仮性・仮説・仮題・仮定・仮名・仮面」 2 一時的に。「仮寓(...
かいか‐よそう【開花予想】
その年に初めて花が咲く日の予想。特に、ソメイヨシノの花についていう。→桜前線
扇(おうぎ)忌忌(ゆゆ)し
《漢代、班婕妤(はんしょうよ)が、秋風が吹くと捨てられる扇に自分をたとえて「怨歌行」を作ったという「文選」の故事から》扇は男女の仲にとって不吉だということ。「名にし負はば頼みぬべきをなぞもかく—...
がいそく‐こうきん【外側広筋】
大腿四頭筋(だいたいしとうきん)の一つ。大腿の外側面にある。大腿四頭筋の中で最大。大腿骨粗線の外側から起こり、他の3つの筋と合流して膝蓋骨底につき、膝蓋靭帯(しつがいじんたい)を経て脛骨粗面(け...
おもい‐そ・む【思ひ染む】
[動マ四]深く思い込む。強く決心する。「いとかりそめに入りし山の、やがて出でじとさへ—・みぬ」〈幻住庵記〉 [動マ下二]深く心中に思う。深くかわいがる。「子ども多くはべれど、これはさまことに...
えど‐ざくら【江戸桜】
1 「江戸」に同じ。サトザクラの一品種。 2 ソメイヨシノの別名。 3 江戸で流行した白粉(おしろい)の名。また、その発売元の名。
いわ‐が‐ね【岩が根/石が根】
1 イラクサ科の落葉低木。暖地に自生し、高さ約2メートル。枝は斜めに伸び、暗紫色。葉は長楕円形で先がとがり、縁にぎざぎざがある。雌雄異株。小花が球状に群がってつく。胡椒木(こしょうぼく)。やぶま...
うき【憂き】
《形容詞「憂し」の連体形から》うさ。心をなやますこと。つらいこと。「幾層(いくそ)の—を洩(も)らしそめぬ」〈一葉・十三夜〉