そら‐みつ
[枕]「大和(やまと)」にかかる。語義・かかり方未詳。→そらにみつ「—大和の国はおしなべて我こそ居れ」〈万・一〉
そら‐ねむり【空眠り】
[名](スル)眠ったふりをすること。そらね。「—して返事をしない」
そら‐みだれ【空乱れ】
「空酔(そらえ)い」に同じ。「今朝も、いといたう—して」〈源・胡蝶〉
そら‐よみ【空読み】
文句をそらんじて読むこと。暗唱。「大般若—を好みて業となし」〈古事談・三〉
そら‐なか【空ナカ】
《「ソラナカ」「空中」とも書く》空港内に設けられた商店街。従来からある旅客向けの土産物店や飲食店に加え、有名店を誘致したり限定品を販売したりして、空港そのものを目的とした客も呼び込もうとするもの...
たけ・し【猛し】
[形ク] 1 強く勇ましい。勇敢で屈することがない。「大倭国(おほやまとのくに)に、吾二人に益(まさ)りて—・き男(を)は坐しけり」〈記・中〉 2 勢いが盛んである。「かの宮にもさこそ—・うのた...
だい‐ぶ【大分】
[名・形動]数量や程度がかなり多かったり進んでいたりすること。また、そのさま。相当。だいぶん。「彼が去って—になる」「おそらく北向の—の沖を越えて」〈緑雨・おぼろ夜〉 [副]思ったよりも数が...
そらん・じる【諳んじる】
[動ザ上一]「そら(諳)んずる」(サ変)の上一段化。「歌詞を—・じる」
そりゃ
[感]相手の注意を促したり、驚いたりしたときに発する語。掛け声や囃(はや)し詞(ことば)としても用いられる。それ。そら。「—、そっちへ向かったぞ」「—、進め」 [連語]《「それは」の音変化》...
そら‐ね【空寝】
[名](スル)寝たふりをすること。そらねむり。嘘寝。「—して聞こえないふりをする」