たく‐らく【卓犖】
[名・形動]すぐれて他からぬきんでていること。また、そのさま。「豪邁—にして、…益々家学を弘む」〈田口・日本開化小史〉 「宝祚の護持を致す事、諸寺に—せり」〈太平記・一五〉 [ト・タル][文...
たく‐らく【拓落】
落ちぶれること。不遇なこと。「—失路」
たくらく‐しつろ【拓落失路】
落ちぶれて失意の底にあること。また、しりぞけられて出世の道を失うこと。「意気相投じた達雄は、もはや—の人となった」〈藤村・家〉
たくらだ【田蔵田】
ジャコウジカに似た獣で、ジャコウジカを狩るとき、飛び出してきて殺されるという。転じて、自分に無関係なことで死んだり傷ついたりするもの。愚かもの。まぬけ。「さてもさても、これほどの—は、なしと思ひ...
た‐くら・ぶ【た比ぶ/た較ぶ】
[動バ下二]くらべる。比較する。「昔と今とを—・ぶるなり」〈嵯峨本方丈記〉
タクラマカン【Taklamakan】
中国、新疆(しんきょう)ウイグル自治区、タリム盆地の中央部を占める砂漠。
タクラマカン‐さばく【タクラマカン砂漠】
⇒タクラマカン
たくらみ【企み】
たくらむこと。くわだて。多く、よくない計画をいう。「—を見抜く」
たくらみとこい【たくらみと恋】
《原題、(ドイツ)Kabale und Liebe》シラーの戯曲。5幕の悲劇。1784年初演。レッシングの「エミーリア=ガロッティ」の流れを汲む作品で、貴族の若者と市民階級の娘の恋愛が階級社会の...
たくら・む【企む】
[動マ五(四)]くわだてる。よくないことを計画する。もくろむ。「謀反を—・む」