たそが・る【黄昏る】
[動ラ下二]「たそがれる」の文語形。
たそ‐がれ【黄昏】
《古くは「たそかれ」。「誰(た)そ彼(かれ)は」と、人の見分けがつきにくい時分の意》 1 夕方の薄暗い時。夕暮れ。 2 盛りを過ぎて終わりに近づこうとするころ。「人生の—」 [補説]作品名別項。→黄昏
たそがれ【黄昏】
《原題On Golden Pond》米国の映画。1981年公開。マーク=ライデル監督による人間ドラマ。年老いた夫婦と娘、その再婚相手の連れ子の関係を描く。ゴールデングローブ賞作品賞を受賞。
たそがれ‐ぐさ【黄昏草】
ユウガオの別名。
たそがれ‐づき【黄昏月】
たそがれ時に見える月。陰暦3、4日ごろの月。
たそがれ‐どき【黄昏時】
夕暮れ時。夕方。→かわたれどき
たそがれ‐どり【黄昏鳥】
ホトトギスの別名。
たそがれ‐なき【黄昏泣き】
《黄昏時(夕方)に起こることから》三箇月コリックのこと。
たそがれのストームシーディング【黄昏のストーム・シーディング】
大岡玲(あきら)の小説。小さな島を舞台に、都会から抜けだした青年の憂鬱と気概を描く。平成元年(1989)刊行。同年、第2回三島由紀夫賞受賞。
たそが・れる【黄昏れる】
[動ラ下一][文]たそが・る[ラ下二]《名詞「たそがれ」の動詞化》 1 日が暮れて薄暗くなる。「空が—・れる」 2 盛りを過ぎて衰える。「—・れて生気のない人」