あつ【軋】
[音]アツ(漢) [訓]きしる きしむ 車輪などがこすれあって音をたてる。「軋轢(あつれき)」
あめい‐せんそう【蛙鳴蝉噪】
《儲欣「平淮西碑評」から。蛙(かえる)や蝉(せみ)がやかましく鳴き騒ぐ意》 1 がやがやと、やかましくしゃべりたてること。 2 内容のない文章や議論をあざけっていう語。
あずき‐あらい【小豆洗い】
1 小豆を洗う音をたてる妖怪。川辺に近づくと「小豆とぎましょか、人とって食いましょか、しょきしょき」と声がするという。全国に伝承がみられる。小豆研(と)ぎ。 2 チャタテムシの別名。
いい‐な・す【言い做す】
[動サ五(四)] 1 事実とは違うことを事実らしく言う。「彼が犯人であるかのように—・す」「針を棒に—・す」 2 取りなして言う。取りはからって言う。「巧みに—・して仲直りさせる」 3 特に強調...
アジ‐びら【アジ片】
アジテーションのために、激しい言葉を用いて人々をあおりたてる宣伝びら。扇動びら。
いい‐た・つ【言ひ立つ】
[動タ四] 1 ものを言いながら立っている。「物をいと久しう—・ち給へれば」〈枕・四九〉 2 言い始める。「同じくは、さらば帝の御上よりこそ—・ちなめ」〈無名草子〉 3 うわさが立つ。「いかに...
いそが・す【急がす】
[動サ五(四)]早くさせるようにする。せきたてる。いそがせる。「納品を—・す」
因縁(いんねん)を付(つ)・ける
無理に理由をこじつけて相手の非を責めたてる。言いがかりをつける。「ちんぴらに—・けられる」
いわ‐じんじゃ【伊和神社】
兵庫県宍粟(しそう)市にある神社。祭神は大己貴神(おおなむちのかみ)・少彦名神(すくなひこなのかみ)・下照姫(したてるひめ)。播磨(はりま)国一の宮。
いぶか・る【訝る】
[動ラ五(四)]《古くは「いふかる」とも》 1 疑わしく思う。怪しく思う。「不審な挙動を—・る」「機械がたてる異音を—・る」 2 はっきりしないので気がかりである。心もとなく思う。「目標の達成を...