たて‐まえ【点前/立前】
茶道で、抹茶をたてる作法。てまえ。
たて‐まき【経巻(き)】
織物製造の準備工程で、縦糸を整経(せいけい)して織機の榺(ちきり)に巻きつけること。
たて‐まし【建(て)増し】
[名](スル)たてますこと。また、たてました箇所。増築。「子供部屋を—する」
たて‐ま・す【建(て)増す】
[動サ五(四)]現在ある建物に、新しい部分を建て加える。増築する。「書斎を—・す」
たて‐まだ・す【立て遣す/奉遣す】
[動サ四]使いや物などを差し上げる。「天皇崩(かむあが)りましたりと聞きて弔使(とぶらひ)を—・せり」〈皇極紀〉
[動サ下二]
に同じ。一説に、さしあげさせるの意かとも。「まぼりもの—・せむ...
たてまつ【立松】
姓氏の一。 [補説]「立松」姓の人物立松東蒙(たてまつとうもう)立松和平(たてまつわへい)
たてまつり‐もの【奉り物】
1 献上する品物。みつぎもの。「百済(くだら)の—をけがしみだれりといふ」〈神功紀〉 2 《尊敬語「たてまつる」から》貴人の衣服。お召し物。「おほやけの—は、おろそかなるをもてよしとす」〈徒然・二〉
たて‐まつ・る【奉る】
[動ラ五(四)] 1 「やる」「おくる」の、その対象を敬っていう謙譲語。上位の人に差し上げる。献上する。「貢ぎ物を—・る」 2 動作の対象への敬意を失い、「やる」「おくる」をからかっていう。「...
たて‐まわ・す【立(て)回す/建(て)回す】
[動サ五(四)]ぐるっと取り巻くように立てる。たてめぐらす。「裾の方には金屏風が—・してある」〈漱石・満韓ところどころ〉
たて‐みつ【立て褌】
相撲のまわしで、股間(こかん)を通る立て帯となっている部分。相手の前たてみつを取ることは禁じ手。