たて‐くび【項】
くびの後ろの部分。えりくび。うなじ。「童の—を取りて」〈宇治拾遺・一〉
たて‐ぐ【建具】
戸・障子・襖(ふすま)など、建物と外部、また建物の内部を仕切るためにもうけた開閉できるもの。
たてぐ‐かなもの【建具金物】
建具に取り付けて用いる金具。ちょうつがい・引き手・錠など。
たて‐ぐし【縦串】
サンマ、アユなどを焼くのに頭から尾へと串を刺すこと。また、その串。→横串1
たて‐ぐみ【縦組(み)】
印刷で、各行が縦読みになるように活字を並べる組み方。
たてけずり‐ばん【立(て)削り盤】
主として溝削り加工に使用される、刃物が上下運動する工作機械。スロッター。スロッティングマシン。
たて‐こう【立(て)坑/縦坑/竪坑】
垂直に掘り下げた坑道。運搬路や通気に用いる。
たてこう‐ほうしき【立(て)坑方式】
立て坑を中心にして行われる採炭・採鉱の方式。
たて‐こ・む【立(て)込む】
[動マ五(四)] 1 1か所に多くの人が集まって混雑する。込み合う。「売り場に客が—・む」 2 仕事や用件が一時に多く重なる。「仕事が—・んで休日もとれない」 [動マ下二]「たてこめる」の文語形。
たて‐こ・む【建(て)込む】
[動マ五(四)]家などがすきまなく立ち並ぶ。「民家の—・む旧市街」