あらまつり‐の‐みや【荒祭の宮】
伊勢皇大神宮の別宮。古来、別宮の第一とされる。天照大神(あまてらすおおみかみ)の荒御魂(あらみたま)を祭る。
あら‐みたま【荒御魂】
荒々しく勇猛な神霊。⇔和御魂(にきみたま)。「—をおきて軍の先鋒(さき)になし」〈北野本神功紀〉
あり‐あい【有り合い】
たまたまそこにあること。ありあわせ。「何か肴(さかな)は—でいいや」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
あり‐あ・う【有り合う/在り合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 たまたまそこにある。ありあわせる。「幸い—・う茶碗でそっと舷外の水をすくって」〈蘆花・思出の記〉 2 ちょうどそこに居合わせる。「至れりし国にてぞ、子産めるものども—・へ...
ありあり・し【有り有りし/在り在りし】
[形シク] 1 事実そのままらしい。ありのままである。「心深く大人のやうにおはすれば、—・しうは世にのたまはじ」〈宇津保・楼上下〉 2 当然あるべきさまである。望ましいさまだ。「—・シイ体(てい...
あり‐あわせ【有り合(わ)せ】
特に準備したのではなく、たまたまその場にあること。また、そのもの。ありあい。「—の菓子をすすめる」
あり‐あわ・せる【有り合(わ)せる/在り合(わ)せる】
[動サ下一][文]ありあは・す[サ下二] 1 たまたまそこにある。「—・せた紙に書く」 2 ちょうどその場にいる。居あわせる。「折節御前に、豊田隼人といふ大目付—・せ」〈浮・伝来記・三〉
アルコバサ‐しゅうどういん【アルコバサ修道院】
《Monasteiro de Santa Maria de Alcobaça》ポルトガル西部の町アルコバサにあるシトー会修道院。正式名称はサンタマリア修道院。12世紀にポルトガル王アフォンソ1世...
アルブレヒト‐じょう【アルブレヒト城】
《Albrechtsburg》ドイツ東部、ザクセン州の都市、マイセンの旧市街、エルベ川を見下ろす丘の上にある城。15世紀に建造された後期ゴシック様式の城で、1710年にザクセン選帝侯フリードリヒ...
あれ‐ち【荒れ地】
1 以前は田畑・宅地であったところで、今は荒れたままになっている土地。 2 未開拓の土地。また、耕作に適さない土地。 [補説]作品名別項。→荒地