こうぐ‐うり【香具売り】
香具を売り歩く人。江戸時代には、そのかたわら男色を売る者もあった。「見るほど美しき風情なり。これなん—と申す」〈浮・一代男・二〉
こうやのせいヒエロニムス【荒野の聖ヒエロニムス】
《原題、(イタリア)San Girolamo penitente》レオナルド=ダ=ビンチの絵画。板にテンペラと油彩。縦103センチ、横75センチ。苦悶の表情を浮かべる聖ヒエロニムスが神に祈る姿を...
こくないせいぞう‐ワイン【国内製造ワイン】
日本国内で製造されたワインのこと。→日本ワイン [補説]国税庁が定める「果実酒等の製法品質表示基準」に規定されており、輸入濃縮果汁や輸入ワインを原料としたものは、表ラベルにそれらを使用しているこ...
コグニティブ‐コンピューティング【cognitive computing】
人間のように経験を通じて学習し、情報処理をする能力を備えたコンピューターシステム。大量のデータから相関関係を見いだし、仮説を立て、推論や意思決定を行う、自然言語処理にすぐれた人工知能システムをさ...
こぐれ‐りたろう【木暮理太郎】
[1873〜1944]登山家。群馬の生まれ。東京市史の編纂に携わるかたわら、登山の普及に貢献した。著「山の憶い出」など。
こし‐もと【腰元】
1 腰の辺り。腰つき。「—がふっくらする」 2 身分の高い人のそばに仕えて雑用をする侍女。こしもとおんな。 3 身の回り。自分のかたわら。〈日葡〉
こだ・る
[動ラ下二] 1 傾く。しなだれる。「蓮華の花よ咲いて—・れ撓(たわ)うだ」〈田植草紙〉 2 勢いがゆるむ。ひるむ。弱る。「戦は—・れかかって、かなふべしとも見えざりけり」〈幸若・大織冠〉 3 ...
こっとい‐ぞうり【特牛草履】
鼻緒の先を牛の角のように2本出したわら草履。角(つの)草履。
こっぱ‐の‐ひ【木っ端の火】
《木の削りくずはすぐ燃え尽きてしまうところから》たよりないこと、たわいないことのたとえ。
こね‐どり【捏ね取り】
[名](スル)餅(もち)つきの際、臼(うす)のかたわらにいて、餅をこね返すこと。また、それをする人。臼取(うすど)り。後取り。手合わせ。