ぬれ‐しょぼた・れる【濡れしょぼたれる】
[動ラ下一]濡れてぐしょぐしょになる。ひどく濡れる。「大雨が降出したもんだから、道灌さまも—・れて」〈魯文・安愚楽鍋〉
泣(な)いて暮(く)らすも一生(いっしょう)笑(わら)って暮(く)らすも一生(いっしょう)
悲しんで暮らしても、愉快に暮らしても、一生は一生だから、愉快に暮らさなければつまらない。
のり‐じ【乗(り)地】
1 調子に乗ること。調子に乗ってしゃべること。「少し—に声をはずますれば」〈一葉・われから〉 2 「乗り気」に同じ。「父が…余り—になったもんだから」〈木下尚江・良人の自白〉 3 謡曲で、大ノリ...
ノルウェーみんようによるへんそうきょくけいしきのバラード【ノルウェー民謡による変奏曲形式のバラード】
《原題、(ノルウェー)Ballade i form av variasjoner over en norsk folketone》グリーグのピアノ曲。1875年作曲。ノルウェーのバルドレス地方で...
の‐よ
[連語]《終助詞「の」+間投助詞「よ」。多く女性が使う》 1 断定をやわらげた言い方。「そうな—」「それは優しい方です—」 2 疑問表現の中で、相手を非難する気持ちを表す。「それがどうだっていう...
ね・める【睨める】
[動マ下一][文]ね・む[マ下二] 1 にらむ。「眼(まなこ)を剝(む)き出し、瞤(まじろ)ぎもせでぐいと—・めしが」〈露伴・五重塔〉 2 警戒して目を付ける。また、憎しみでいきどおる。「そんな...
なぜなら‐ば【何故ならば】
[接]事柄の原因・理由の説明をみちびくのに用いる。なぜかというと。なぜなれば。なぜなら。「今は何とも言えない。—まだ協議中だから」
とび‐ある・く【飛(び)歩く】
[動カ五(四)] 1 あちこちを忙しく歩きまわる。方々を動きまわる。「世界中を—・く」 2 「とびありく」に同じ。「龍は—・くことが自由だから」〈滑・浮世床・初〉
て‐しゃ【手者】
武芸、技芸などにすぐれた人。手利き。達人。「飯島のごとき—の処へ押入る狼藉ものだから」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
てつ‐めん【鉄面】
[名・形動] 1 顔面を保護するために用いる、鉄製の面。 2 「鉄面皮(てつめんぴ)」に同じ。「馬鹿に—な野郎だから」〈逍遥・当世書生気質〉