くるま‐うし【車牛】
《古くは「くるまうじ」とも》牛車(ぎっしゃ)を引く牛。「この飴斑(あめまだら)の御—の力のつよくて」〈宇治拾遺・一〇〉
くま‐えび【熊海老】
クルマエビ科のエビ。体長約20センチ。縞模様があり、脚は紅白のだんだら模様。東京湾以南に産し、てんぷらの材料にされる。
ぐ‐しょ【愚書】
1 価値のない、くだらない書物。 2 自分の著書や手紙をへりくだっていう語。
くせぐせ・し【癖癖し】
[形シク]性格などが、ひねくれていて素直でない。「—・しく、なだらかならぬ気色のみ、まさりたまへば」〈夜の寝覚・二〉
く‐そん【九尊】
仏語。胎蔵界曼荼羅(たいぞうかいまんだら)の中台八葉院に配置される五如来と四菩薩(ぼさつ)の総称。大日如来を中心に宝幢(ほうどう)如来・阿弥陀如来・開敷華王(かいふけおう)如来・天鼓(てんく)雷...
ぐ‐せつ【愚説】
1 ばかげた、くだらない説。 2 自説をへりくだっていう語。
くだら◦ん【下らん】
[連語]「くだらぬ」の音変化。「—◦ん話はよせ」
くちゃ‐くちゃ
[副]口の中で物をかむときの音を表す語。「ガムを—(と)かむ」
[形動] 1 形がひどく崩れて、まとまりを失ったさま。また、紙や布などがしわだらけであるさま。「—な髪」「—になった紙幣」 2...
ガンデンポタン
ダライ=ラマ領の統治機関。1642年から1959年までラサのチベット政府を意味したが、現在はインドにあるチベット亡命政府をさす。
かん‐がん【汗顔】
[名・形動]顔に汗をかくほど恥ずかしく感じること。また、そのさま。赤面。「—の至り」「実に—な事だらけで、何とも言訳の為(し)ようもないが」〈逍遥・当世書生気質〉