ゆづき‐の‐きみ【弓月君】
秦(はた)氏の祖といわれる伝説的人物。秦の始皇帝の子孫と称し、応神天皇の代に百済(くだら)から渡来したという。融通王。
モルツォグ‐さきゅう【モルツォグ砂丘】
《Moltsog els/Молцог элс》モンゴル南部、ゴビ砂漠にある砂丘。ウムヌゴビ県の県都ダランザドガドの北西約70キロメートルに位置する。砂丘観光で有名。モルツォク砂丘。
もどろか・す【斑かす】
[動サ四] 1 まだらにする。「すり—・したる水干といふ袴(はかま)を着せて」〈枕・一一九〉 2 まぎらわしくする。まどわす。「国王より始めて民に至るまで心を—・し」〈今昔・四・一二〉
むら【斑】
[名・形動] 1 色の濃淡、物の厚薄などがあって一様でないこと。また、そのさま。まだら。「—なく塗る」「染め上がりに—な部分ができた」 2 物事がそろわないこと。一定していないこと。また、そのさ...
むら‐ぎえ【斑消え】
ところどころ消えること。まだらに消え残ること。「—の雪の間から芽を出す」
むらさき‐けまん【紫華鬘】
ケシ科の越年草。山野の日陰地に生え、高さ20〜50センチ。全体に柔らかく、葉は羽状に細かく裂けている。晩春、紅紫色の花を総状につける。花は筒状で先が唇形をし、距(きょ)をもつ。やぶけまん。まんだ...
むら‐ぎ・ゆ【斑消ゆ】
[動ヤ下二]ところどころ消える。まだらに消える。「嶺の雪—・えて、花かと見ゆる所もあり」〈平家・九〉
むら‐むら【群群/叢叢】
[副] 1 そこここまだらに群がっているさま。「彼方此方に—と立ち駢(なら)ぶ老松奇檜(きかい)は」〈二葉亭・浮雲〉 2 群れをなして移動したり集まったりするさま。「雉子鳩が、神代に島の湧いたよ...
めん‐たい【明太】
1 《朝鮮語から》スケトウダラの別名。《季 冬》 2 「明太子(めんたいこ)」の略。
メルルーサ【(スペイン)merluza】
タラ目メルルーサ科の海水魚の総称。体はスケトウダラに似て細長く、全長約1.5メートルで青灰色。口が大きく、ひげはない。大西洋・太平洋の水深100〜800メートルに生息。食用。