ちくり
[副] 1 針のように先のとがったもので刺すさま。また、そのような痛みを感じるさま。「蜂が—と刺す」「首筋が—とする」 2 人の心を刺激するような物言いをするさま。「—といやみを言う」
ちくり‐ちくり
[副]針などで続けて皮膚を刺したり突いたりするさま。また、言行が何度も人を刺激するさま。「あちこち—(と)さす」「—(と)皮肉を言う」
ちく‐りゅう【矗立】
[名](スル)まっすぐに立つこと。そびえ立つこと。「—千尺、空を摩(な)でそうな杉の樹立」〈二葉亭・浮雲〉
ちく‐りょく【畜力】
耕具などを引く、家畜の労働力。
ちくりょく‐き【畜力機】
畜力を動力とする、揚水・もみすりなどの機械。
ちく‐りん【竹林】
竹の林。竹やぶ。
ちくりんしちけんず【竹林七賢図】
京都の建仁寺方丈(国指定重要文化財)を飾っていた障壁画の一。安土桃山時代の画家、海北友松の水墨画。室中の間を飾る16面の襖絵(ふすまえ)。中国三国時代の「竹林の七賢」を描く。ふっくらと風をはらん...
ちくりんしょう【竹林抄】
室町中期の連歌撰集。10巻。宗祇撰。文明8年(1476)成立。中国の竹林の七賢になぞらえて、宗祇が連歌の名匠として選んだ、宗砌(そうぜい)・賢盛(宗伊)・心敬・行助・専順・智蘊(ちうん)・能阿の...
ちくりん‐しょうじゃ【竹林精舎】
インドの五精舎の一。マガダ国の王舎城北門付近にあった寺院。現在のビハール州中部のラジギールにあたる。迦蘭陀(からんだ)長者が竹林を献じ、そこに頻婆娑羅(びんばしゃら)王が建てたといわれる。
ちくりん‐じ【竹林寺】
高知市にある真言宗智山派の寺。山号は五台山。開創は神亀元年(724)、開山は行基、空海が再興と伝える。江戸時代、土佐藩主山内氏の帰依を受けた。四国八十八箇所第31番札所。土佐文殊。