ちく‐ねん【逐年】
年がたつにつれて物事が進行・変化すること。年々。多く副詞的に用いる。「会員が—減少する」
ちくのう‐しょう【蓄膿症】
慢性の副鼻腔炎のこと。炎症により鼻の奥や副鼻腔などに膿(うみ)がたまる病気。悪臭のある鼻汁や鼻詰まり、頭痛・発熱などの症状がみられる。
ちく‐はく【竹帛】
《中国で、紙の発明以前に、竹簡や布帛に文字を記したところから》書物、特に、歴史書。また、歴史。竹素。
ちく‐はく【竹柏】
植物ナギの漢名。
ちくはく‐かい【竹柏会】
短歌結社。明治32年(1899)佐佐木信綱が結成。機関誌「心の花」を発行。石榑千亦(いしくれちまた)・木下利玄・川田順・九条武子らを輩出。
竹帛(ちくはく)に著(あらわ)・す
書物に書きあらわす。また、歴史に名を残す。
竹帛(ちくはく)に垂(た)・る
歴史に名を残す。名を竹帛に垂る。「幾多の書を著し以て芳名を—・るべし」〈織田訳・花柳春話〉
ちく‐はつ【蓄髪】
[名](スル)一度剃髪(ていはつ)した人が頭髪を再び伸ばすこと。僧尼が還俗(げんぞく)して髪を伸ばすこと。「—して世俗の人となる」
ちく‐ば【竹馬】
「たけうま」に同じ。
ちくばいず【竹梅図】
江戸中期の画家、尾形光琳の筆による二曲一隻の屏風。紙本金地に墨で竹と梅を描いたもの。国指定重要文化財。東京国立博物館蔵。