いんろう‐きざみ【印籠刻み】
刀の鞘(さや)に1.5センチくらいの間隔で横に筋を刻みこむこと。また、その鞘。外見が印籠を重ねた感じに似る。
いんろう‐ゆば【印籠湯葉】
湯葉を厚く巻き重ねて6センチくらいに切ったもの。形が印籠に似る。
うえだ‐ぼんち【上田盆地】
長野県中東部、千曲(ちくま)川中流の両岸に広がる盆地。標高400〜600メートル、面積約115平方キロメートル。水稲のほか果実・野菜の栽培が発達。中心都市は上田市。
う・ぐ【穿ぐ】
[動ガ下二]《「うがつ」の自動詞形。上代は「うく」》 1 穴があく。くぼむ。また、出っぱったものが欠け落ちる。「磯打つ波に当たりて大きに—・げたる岩穴あり」〈太平記・一八〉 「瘡(かさ)ガ—・ゲ...
うぐいす‐がい【鶯貝】
ウグイスガイ科の二枚貝。浅海にすみ、腔腸(こうちょう)動物のヤギ類に足糸で付着する。殻長7センチくらい。殻表は赤褐色、内面は真珠色。貝殻の上端両縁が長く伸びている。房総半島以南に分布。
うげつ【雨月】
謡曲。四番目物。金春禅竹(こんぱるぜんちく)作。西行が、雨と月とどちらがよいかで争う風雅な老夫婦の家に投宿した夜、和歌の徳により住吉明神があらわれる。
うずら‐がい【鶉貝】
ヤツシロガイ科の巻き貝。浅海にすむ。長卵形で大きく、殻高12センチくらい。殻は薄く、白地に褐色の斑紋が並び、ウズラの羽模様に似る。本州中部以南に分布。肉は食用、殻は貝細工用。
うそ【鷽】
1 アトリ科の鳥。全長16センチくらい。頭は黒く、背は青灰色。雄はほおの辺りに淡紅色の部分がある。山地の樹林にすみ、フィーフィーと口笛を吹くような声で鳴く。うそどり。うそひめ。《季 春》「—なく...
うち‐くず・す【打(ち)崩す】
[動サ五(四)] 1 考え方・雰囲気などをこわす。「古い観念を—・す」 2 野球で、連続して安打を打ち、相手の投手を降板させる。「先発投手を—・す」 [可能]うちくずせる
うち‐くだ・く【打(ち)砕く】
[動カ五(四)] 1 強い力で壊す。粉々にする。「氷を—・く」 2 物事を徹底的にこわしてだめにする。「自負心を—・く」 3 話などをわかりやすくする。かみくだく。「—・いて説明する」 [可能]...