ちゃ‐びしゃく【茶柄杓】
茶道具の一。釜(かま)から湯をくみとるときに用いる竹製の小さい柄杓。
ちゃ‐びょうし【茶表紙】
1 茶色の表紙。 2 《その表紙が茶色の唐本仕立てであったところから》洒落本(しゃれぼん)の異称。
ちゃ‐びん【茶瓶】
1 茶を煎(せん)じ出すのに用いるやかん。また、その代用にする釜(かま)や土瓶。 2 江戸時代、武家の奥方などが遊山に出るとき、茶弁当を入れて持ち運んだ具。また、それを携えて供をした男。 3 「...
チャ‐ビン【Tra Vinh】
ベトナム南部、チャビン省の都市。同省の省都。ホーチミンの南南西約100キロメートル、メコンデルタに位置する。米の生産が盛ん。クメール人が多く居住し、クメール様式の寺院の遺跡が点在する。チャービン。
ちゃびん‐あたま【茶瓶頭】
《形状が茶瓶に似るところから》はげ頭。やかん頭。
チャビン‐いせき【チャビン遺跡】
《Chavin》⇒チャビン‐デ‐ワンタル
チャビン‐デ‐ワンタル【Chavín de Huántar】
ペルー中部の都市ワラスの近郊、アンデス山脈中の谷間にある遺跡。紀元前1500年から紀元前300年頃にかけて繁栄したチャビン文化の代表的な遺跡であり、のちのインカ文明につながる巨石文化の源流とみな...
ちゃびん‐まえがみ【茶瓶前髪】
文化・文政(1804〜1830)ごろ、京坂地方で行われた男子の髪形。前髪を高くし、後ろの髷(まげ)と合わせて茶瓶の手のような形にしたもの。中流以上の町民の子弟が結った。