いし‐ばち【石鉢】
石をくりぬいてつくった鉢。手水鉢(ちょうずばち)などに使う。
むけん‐の‐かね【無間の鐘】
1 静岡県、佐夜の中山にあった曹洞宗の観音寺の鐘。この鐘をつくと現世では金持ちになるが、来世で無間地獄に落ちるという。 2 歌舞伎・浄瑠璃の趣向の一つで、手水鉢(ちょうずばち)を1になぞらえて打...
しょ‐いり【初入り】
茶事で、客が初座の茶席に入ること。手水(ちょうず)を使い、床・釜・炉または風炉を拝見する。初座入り。→後入(ごい)り
しゅっちょう‐ずきん【出張頭巾】
⇒首丁頭巾(しゅちょうずきん)
しょうじょう‐いし【清浄石】
手水鉢(ちょうずばち)のそばに据えておく石。のぞき石。
こうらい‐がき【高麗垣】
袖垣(そでがき)の一。竹や葭(よし)などをあらい菱格子(ひしごうし)に組んだもので、多く手水鉢(ちょうずばち)の後ろに設ける。
しば‐ちょうず【柴手水/芝手水】
神仏を拝むときや山野で手水を使うとき、水の代わりに草や木の葉を用いること。→空手水(からちょうず)
ご‐いり【後入り】
茶事で、客が初座のあと、中立ちを経て、後座の茶席につくこと。改めて手水(ちょうず)を使い、床を拝見する。あといり。のちいり。→初入り
ちょう・する【貼する】
[動サ変][文]てふ・す[サ変]《「ちょうずる」とも》糊(のり)などではりつける。「壁という壁には、めでたき画を—・したり」〈鴎外訳・即興詩人〉
えぼし‐かけ【烏帽子掛(け)/烏帽子懸(け)】
1 烏帽子が脱げないように、後部の風口(かざくち)につけて後頭部で結んだり、頂上からかけてあごの下で結んだりする紐(ひも)。武士の折烏帽子では組緒を用い、頂頭(ちょうず)掛けという。 2 烏帽子...