てんま‐じょ【伝馬所】
江戸時代、街道の宿駅で人馬の継ぎ立てを行う所。
てんま‐せん【伝馬船】
木造の小型和船。ふつう櫓(ろ)か櫂(かい)でこぎ、本船と岸との間を往復して荷などの積み降ろしを行う。艀(はしけ)。てんまぶね。
てんま‐ちょう【伝馬町】
東京都中央区北部、小伝馬町と大伝馬町の地域。江戸時代、伝馬役が住み、また小伝馬町には牢屋敷があった。今は問屋街。
てん‐まつ【顛末】
《「顛(いただき)」から「末(すえ)」までの意》事の最初から最後までの事情。一部始終。「事件の—」
てんま‐てんじん【天満天神】
⇒大阪天満宮
てん‐まど【天窓】
屋根・天井などに設けた明かり取り、または煙出しのための窓。引き窓。
てんま‐はじゅん【天魔波旬】
仏語。欲界最上位の第六天にいる天魔の名。
てんまばし‐すじ【天満橋筋】
大阪市内を南北に走る道路の呼び名。城北公園通りと土佐堀通りを結ぶ。
てんまふ【天馬賦】
石川淳の小説。昭和44年(1969)、雑誌「海」に掲載。学生運動に取材した作品。
てんま‐ぶし【天満節】
説経節の一派。万治〜元禄(1658〜1704)ごろ、江戸で活躍した天満八太夫の語った曲節。宝暦(1751〜1764)ごろには衰退。