けんま‐ざい【研磨材】
金属その他を、とぎみがくために使用する高硬度物質の総称。金剛砂・石英粉末・ガラス粉末・カーボランダムなど。
け‐りょう【仮令】
《たとえば、たといの意の漢語「仮令」を音読みにした語》 [副] 1 たとえば。「—郭公(ほととぎす)などは、山野を尋ね歩きて聞く心を詠む」〈無名抄〉 2 たとい。かりに。「—仏といふは…と知り...
さつき‐の‐たま【五月の珠】
タチバナの実。糸に通して輪にし、かずらなどにする。一説に、端午の節句に飾る薬玉(くすだま)。「ほととぎすいたくな鳴きそ汝(な)が声を—にあへ貫(ぬ)くまでに」〈万・一四六五〉
きき‐ふ・る【聞き旧る/聞き古る】
[動ラ上二]何度も聞き慣れて珍しくなくなる。「都には—・りぬらんほととぎす関のこなたの身こそつらけれ」〈続後撰・夏〉
き【規】
[音]キ(呉)(漢) [訓]のり [学習漢字]5年 1 コンパス。「規矩(きく)/定規(じょうぎ)」 2 行動や判断のよりどころとなる基準。「規格・規準・規則・規定・規範・規模・規約・規律/軍規...
きき‐つ・ぐ【聞(き)継ぐ】
[動ガ五(四)] 1 人から人へと次々に伝え聞く。「昔から語りつぎ—・がれてきた話」 2 続けて聞く。「霍公鳥(ほととぎす)鳴き渡りぬと告ぐれども我—・がず花は過ぎつつ」〈万・四一九四〉
き【帰〔歸〕】
[音]キ(呉)(漢) [訓]かえる かえす [学習漢字]2年 1 もとの所に戻る。かえる。「帰還・帰京・帰国・帰宅・帰路/回帰・不帰・復帰」 2 しかるべき所に落ち着く。「帰順・帰趨(きすう)・...
ぎた‐ぎた
[副](スル)脂ぎっているさま。油でべたつくさま。ぎとぎと。「ポマードで—(と)した髪」
かん‐だん【間断】
とぎれること。絶え間。切れ目。多く「間断なく」の形で用いる。「—なくわき出る水」
かんのう‐ちょう【勧農鳥】
《春に「田を作らば作れ、時過ぐれば実らず」と鳴き、農業を奨励するといわれたところから》ホトトギスの別名。