とく‐とく【疾く疾く】
[副]大急ぎで。さっさと。「ただ—頸(くび)をとれ」〈平家・九〉
徳(とく)と◦する
ありがたいものと考える。感謝すべきものとする。「師の教えを—◦する」
とくとみ【徳富/徳冨】
姓氏の一。 [補説]「徳富/徳冨」姓の人物徳富蘇峰(とくとみそほう)徳冨蘆花(とくとみろか)
とく‐ど【得度】
[名](スル)《「度」は、梵pāramitā(波羅蜜(はらみつ)と音写)の訳》 1 生死の苦海を渡って涅槃(ねはん)の彼岸に至ること。 2 出家して僧や尼になること。「幼くして—する」
とく‐どう【得道】
[名](スル)仏道を修行して悟りを開くこと。悟道。
とく‐に【疾くに】
[副]すぐに。とうに。とっくに。「年歯—六十を越えたれど」〈木下尚江・火の柱〉
とく‐に【特に】
[副]普通と違って際立っているさま。他からはっきりと区別されるさま。特別。とりわけ。格別。「この夏は—暑かった」「大ぜいの中から—彼を選んだ」「—用事はない」 [用法]特に・殊(こと)に——「今...
とく‐にち【徳日】
衰日(すいにち)をいう忌み詞。万事につけて忌みつつしむべき日。とくじつ。
とく‐にん【特認】
[名](スル)特別の場合に限り、事情を認めて許すこと。「遅刻を—する」「—待遇」
とく‐にん【徳人/得人】
1 ⇒とくじん(徳人) 2 裕福な人。金持ち。有徳人(うとくにん)。「財に飽き満ちて、あさましき—にて」〈今昔・二六・一二〉