がい‐せき【外積】
二つのベクトルを,
とするとき、大きさが
,
を2辺とする平行四辺形の面積に等しく、向きは、この平行四辺形に垂直で、かつ、
から
の方向に右ねじの進む向きであるベクトル。ベクトル積。
おんど‐こうばい【温度勾配】
物体や空間の温度分布が定常状態(時間的に変化しない場合)にあるとき、任意の二点間における温度の変化率。一般に、2点A、Bの温度をTA、TB(ただし、TAはTBより大きい)、AB間の距離をDとする...
おわり【終(わ)り】
1 物事が終わること。また、終わろうとするところ。最後。しまい。果て。「話はこれで—だ」「週の—の二日」⇔始め。 2 一生の最後。死。臨終。終焉(しゅうえん)。
せき‐ぶん【積分】
[名](スル) 1 与えられた関数について、微分してこの関数になるすべての関数。また、それを求めること。不定積分。 2 ある関数で表される曲線とx座標軸に挟まれた部分を、一定区間に区切ってその面...
せっせん‐かそくど【接線加速度】
質点の加速度をその軌道の接線方向に分解した成分。速さをvとすると、大きさは時間による変化率dv/dtで表される。→法線加速度
ローレンツ‐いんし【ローレンツ因子】
ローレンツ変換で用いられる因子。運動する物体の速度vと光速度cの比v/cをβとするとき、ローレンツ因子γは1-β2の平方根の逆数で表される。等速運動をする物体は運動方向に1/γ倍に収縮され(ロー...
マイヤー‐の‐かんけいしき【マイヤーの関係式】
気体の定圧比熱と定積比熱の間の関係式。定圧比熱をCp、定積比熱をCvとすると、Cp−Cv=R/Mで表される。ここでRは気体定数、Mは分子量である。ドイツの物理学者J=R=v=マイヤーにより導出された。
ま‐ぎわ【真際/間際】
1 物事がまさに行われようとするとき。寸前。「出発—に電話がくる」 2 境界に接する直前の部分。「がけの—まで家が建つ」
ほっけ‐しゅう【法華宗】
《法華経をよりどころとするところから》 1 古く、天台宗の異称。 2 日蓮宗の俗称。また、その流派のうち、本門流・真門流・陣門流の総称。
まさつ‐かく【摩擦角】
物体が面の上に接触し、面から摩擦力と垂直抗力が及ぼされているとき、摩擦力と垂直抗力の合力と、垂直抗力のなす角。摩擦係数μは、摩擦角をφとすると、μ=tanφで表される。