出典:gooニュース
がん治療「新たな一歩」 富大研究チーム、成果を報告 強心剤が転移抑制
●標的絞った治療薬に期待 富大の研究チームは15日、富大杉谷キャンパスで会見を開き、心不全治療に使われる強心剤が、がん転移の根源となる細胞を封じる働きがあるという研究成果を報告した。治療標的を絞った治療薬の開発が期待でき、学術研究部医学系の藤井努教授は「がん治療において新たな一歩となった」と話した。
「強心剤」がん転移抑制 富大解明、新治療法に期待
●血液中の細胞に作用 富大学術研究部医学系などでつくる研究グループは13日までに、心不全治療に使用する「強心剤」に、がんの転移を抑制させる働きがあることを突き止めた。マウス実験で、強心剤が血液中にあるがん細胞を細胞死させることを確認した。
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