とん‐せい【遁世/遯世】
[名](スル)《古くは「とんぜい」》 1 隠棲して世間の煩わしさから離れること。「—して庵をむすぶ」 2 俗世間を逃れて仏門に入ること。出家。とんせ。
とんせい‐しゃ【遁世者】
《「とんぜいじゃ」とも》俗世をのがれて仏門に入った人。世捨て人。
トン‐ぜい【トン税】
外国貿易船が入港する際、その純トン数を課税標準として課される国税。
とん‐そう【遁走】
[名](スル)逃げ出すこと。逃がれ去ること。逃走(とうそう)。「敵前から—する」
とんそう‐きょく【遁走曲】
⇒フーガ
とん‐そく【豚足】
調理に用いられる骨付きの豚のあし。ゆでたり煮込んだりして食べる。コラーゲンを多く含む。
とん‐たんどく【豚丹毒】
家畜伝染病予防法による監視伝染病(届出伝染病)の一。豚丹毒菌という桿菌(かんきん)によって起こる。主に豚に感染するが、人間や他の動物にも感染。
とん‐だ
[連体]話し手の判断の範囲を越えていることをさしていう。 1 意外な。思いのほかの。「—長居を致しました」 2 とりかえしのつかない。こまった。「—失敗をしでかした」 3 道理にはずれた。よく...
とんだ茶釜(ちゃがま)
とんだよいもの。とんだ美人。江戸、谷中笠森の茶屋女お仙の美しさに対して言い出された流行語。→笠森お仙
とんだ所(ところ)へ北村大膳(きたむらだいぜん)
「とんだ所へ来た」の「きた」に「北村」の「きた」を掛けて続けた言葉遊び。歌舞伎「天衣紛上野初花(くもにまごううえののはつはな)」の河内山宗俊(こうちやまそうしゅん)のせりふの一節で、松江侯の屋敷...