など‐よう【等様】
[連語]《「など」は副助詞》例を挙げ、ほかにも類似することのあることを表す。…などのよう。「つれづれなる夕暮れ、もしはものあはれなるあけぼの—に紛らはして」〈源・明石〉
なに‐さま【何様】
[名] 1 様づけで呼ばれるような身分の方。高貴な人。皮肉の意を込めて用いることが多い。「—でもあるまいし、それくらい自分でやれ」 2 《「なにざま」とも》どんなようす。どのよう。「かの尋ね出...
とも‐かくも
[副] 1 とにかく。ともかく。「—無事でよかった」「家具は—、家は早く決めたい」 2 どのようにでも。なんとでも。「仰せごとに従ひてなむ、異ざまの事は—思ひ定むべき」〈源・行幸〉
なに‐もの【何物】
どのような物。いかなる物。「健康は—にも代えがたい」「犠牲以外の—でもない」
なに‐よう【何用】
どのような用件。何の用事。「こんな時間に—ですか」
なにと‐かは【何とかは】
[連語] 1 疑問を表す。どのように…か。「君なくて岩のかけ道絶えしより松の雪をも—見る」〈源・椎本〉 2 反語の意を表す。どうして…か。「つれなき人の御心をば—見奉りとがめむ」〈源・初音〉
なに‐と【何と】
[連語]《代名詞「なに」+格助詞「と」》ほかにも同種類のものがあるという意を表す。助詞的に用いられる。など。「これかれ酒—持て追ひ来て」〈土佐〉 [副] 1 どんなふうに。どのように。「さて...
トロッコ‐もんだい【トロッコ問題】
倫理学的な思考実験の一。暴走するトロッコの軌道上に5人の作業員がいて、そのまま放っておけば5人は轢死(れきし)する。自分が分岐器を作動させれば、トロッコは別の軌道に入るが、その先にも1人の作業員...
どない
[形動](関西地方で)どんな。どのよう。語幹を副詞的にも用いる。「—なもんですか」「—言うたらわかるの」
どう‐した
[連体]《副詞「どう」+動詞「する」の連用形+助動詞「た」から》どのような。どういう。「—わけか成績が下がった」「返事がないのは—のか」