なおきさんじゅうご‐しょう【直木三十五賞】
「直木賞」の正式名称。
なおき‐しょう【直木賞】
直木三十五の業績を記念し、昭和10年(1935)菊池寛の提唱により創設された文学賞。毎年2回、大衆文学の新進・中堅作家に贈られる。第1回の受賞者は川口松太郎。直木三十五賞。→芥川賞
なおきとゆうこのものがたり【直樹とゆう子の物語】
松谷みよ子による児童文学作品のシリーズ名。昭和44年(1969)刊行の「ふたりのイーダ」から平成5年(1993)刊行の「あの世からの火」まで、全5作からなる。原爆、公害、七三一部隊、アウシュビッ...
なおき‐まつたろう【直木松太郎】
[1891〜1947]野球指導者。京都の生まれ。慶大在学中に米国の野球規則を翻訳して出版。また、独自のスコア記録法を確立。慶大監督、東京六大学野球連盟規則委員を務め、野球ルールの基礎を築いた。
なおこ【菜穂子】
堀辰雄による唯一の長編小説。昭和9年(1934)から昭和16年(1941)にかけて「物語の女」(のちの「楡の家」第1部)、「目覚め」(同第2部)、「菜穂子」の3部を異なる三つの文芸誌に発表。部分...
なお‐さら【尚更】
[副]物事の程度が前よりいっそう進むさま。ますます。いちだんと。「風がないので、—暑く感じる」
なおざり【等閑】
[形動][文][ナリ] 1 いいかげんにしておくさま。本気でないさま。また、放置するさま。おろそか。「—な練習態度」「子供のしつけを—にする」 2 ほどほどで、あっさりしているさま。「よき人は、...
なおざり‐ごと【等閑事】
いいかげんなこと。「心とまりぬべきをも強ひて—にしなして」〈源・蛍〉
なおざり‐ごと【等閑言】
いいかげんな気持ちでいうことば。
なおし【直し】
1 ゆがみや誤りなどを正しくすること。また、こわれたものを、もとどおりにすること。「カメラを—に出す」 2 器物の修理をする職種。また、その人。「錠前—」 3 「直し酒」の略。「—を一杯ごちそう...