なが‐もち【長持(ち)】
[名](スル) 1 長くよい状態などを保つこと。「—する花」 2 衣服・調度品などを入れる、蓋(ふた)つきの長方形の大きな箱。多く木製。運ぶときは両端の金具に棹(さお)を通して二人でかつぐ。
ながもち‐うた【長持歌/長持唄】
民謡の一。神事や婚礼のときに長持をかついで運ぶ人たちがうたう歌。拍子にはまらず、ゆっくりした節回し。
ながもちがた‐せっかん【長持形石棺】
底・側・蓋(ふた)を石板で組み合わせて作った5世紀の石棺。運搬用の縄をかける突起を作り出してある。
長持(ながもち)枕(まくら)にならず
大は小を兼ねるといっても、大きすぎては用をなさないこともある。杓子(しゃくし)は耳かきにならず。
なが‐もの【長物】
長具足(長道具)のこと。
なが‐ものがたり【長物語】
長い時間物語ること。また、その物語。