胡馬(こば)北風(ほくふう)に依(よ)る
《「文選」古詩十九首の「胡馬北風に依り、越鳥南枝に巣くう」から》胡馬は北風の吹くたびに胡国を慕っていななく。故郷の忘れがたいことのたとえ。胡馬北風に嘶(いば)う。
コニファー【conifer】
針葉樹のこと。裸子植物に分類され、葉は針形または鱗(うろこ)状で、雌しべはなく種子は球果(松かさ)につく。
こ‐の‐かみ【兄/首/氏上】
《「子の上(かみ)」の意から》 1 長男。「—を箭田珠勝大兄(やたのたまかつのおひね)の皇子と曰す」〈欽明紀〉 2 兄。または、姉。「この男の—も衛府の督(かみ)なりけり」〈伊勢・八七〉 3 年...
こ‐にくらし・い【小憎らしい】
[形][文]こにくら・し[シク]何となく憎らしくて癇(かん)にさわる感じである。「—・い口をきく子だ」 [派生]こにくらしげ[形動]こにくらしさ[名]
こと‐よ・る【事寄る】
[動ラ四]ある方に傾く。一方にかたよる。「やむごとなくおぼしたるは限りありて、一方なめれば、それに—・りて」〈源・若菜上〉
こと‐わり【断り〔断わり〕】
1 了承を得るために事前に連絡をすること。また、その連絡。「なんの—もなく借用する」 2 承知しないこと。相手の申し出に対し拒絶すること。辞退すること。「押し売りお—」 3 わびを言うこと。また...
こな・れる【熟れる】
[動ラ下一][文]こな・る[ラ下二] 1 食べた物が消化される。「胃のぐあいが悪く、食べ物がよく—・れない」 2 世慣れて円満になる。かどがとれる。「人間が—・れてきた」 3 物事に熟練する。無...
コパイバ【(ポルトガル)copaiba】
マメ科の常緑高木。葉は羽状複葉。花は花びらがなく、白色の4枚の萼(がく)をもつ。南アメリカの原産。樹液をコパイババルサムとよび、性病の薬や油絵の具の溶剤に用いる。
こばやしますかわ‐りろん【小林益川理論】
昭和48年(1973)、小林誠と益川敏英が提唱した素粒子物理学に関する基礎理論。基本粒子クオークが少なくとも3世代(6種類)以上存在することを予言し、それらの世代間混合を導入するとCP対称性の破...
こと‐よう【異用】
別の用事。別の用途。「—に用ゐることなくて」〈徒然・六〇〉